料金・通話・サポートの3軸で、それぞれの得意分野を整理します。
※本記事は2026年10月時点の情報をもとに作成しています。最新の料金・条件は公式サイトでご確認ください。
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前回は、ahamoに乗り換えた場合の節約額を、想定例で試算しました。第6回では、視点を変えて「他のプランと比べたらどうなのか」を整理します。スマホのプランを選ぶときは、ひとつのサービスだけを見て決めるより、2〜3のサービスを並べて比べるほうが、納得のいく選択につながります。ここでは、ahamoと比較されることの多い、povo、LINEMO、楽天モバイル、そしてドコモ自身の他プランとの違いを、2026年10月時点で確認できる情報をもとに紹介します。料金やサービスは頻繁に変更されるため、必ず各社の公式サイトで最新情報をご確認ください。
プランを比べるとき、料金だけを見てしまうと、後で「思っていたのと違った」ということになりがちです。比べるときの軸は、大きく3つあります。
ひとつ目は「料金とデータ量」。ふたつ目は「通話の条件」。みっつ目は「サポートや割引などの周辺条件」です。この3つを同じ物差しで並べると、各サービスの違いが見えてきます。
以下は、調査したサイトの情報をもとにした、2026年10月時点の目安です。キャンペーンや条件によって変わるため、あくまで参考としてお読みください。
| サービス | 月額の目安(税込) | データ量 | 通話 |
|---|---|---|---|
| ahamo | 2,970円 | 30GB | 5分以内無料 |
| 楽天モバイル | 1,078円〜3,278円 | 使った分に応じ、無制限まで | Rakuten Link利用で無料 |
| LINEMO | 990円〜2,970円 | 3GB〜30GB | オプションで対応 |
| povo | 0円〜(トッピング制) | 1GB〜無制限(必要な分を購入) | トッピングで対応 |
※ahamoは、2026年12月1日から40GBまで3,135円〜の3段階制に変更予定です。
ahamoの特徴は、30GB(12月以降は40GBまで)という「ほどよい大容量」と「5分以内の通話込み」が、ひとつのプランにまとまっていることです。複数のトッピングやオプションを組み合わせなくても、基本料金だけで日常の多くの使い方をカバーできます。
一方、データを使わない月があっても、料金は変わりません。また、余ったデータの繰り越しもできないため、使う量が月によって極端に変わる方は、他のサービスのほうが合う場合もあります。
povoは、基本料金を0円に抑え、必要なときに必要な分だけ「トッピング」を購入するスタイルです。データをあまり使わない月は安く済み、旅行や出張でたくさん使う月だけ大容量を追加する、といった柔軟な使い方ができます。
ただし、自分でトッピングを選んで購入する手間があり、通話もトッピングでの対応です。「毎月自動で一定のデータが使える」安心感を求めるなら、ahamoのほうが分かりやすいでしょう。
LINEMOは、データ量に応じたプランが複数あり、少なめの容量から30GBまで選べます。月に使うデータが少ない方は、容量の小さいプランで料金を抑えやすい点が魅力です。
通話については、オプションを付けて対応するため、通話をよく使う方は合計の金額を確認しておく必要があります。月に数GBで足りる方なら、LINEMOのような小容量プランが向いている可能性があります。
楽天モバイルは、使ったデータ量に応じて料金が変わる段階制で、上限が無制限という特徴があります。専用アプリ(Rakuten Link)を使えば、国内通話が無料になる点も大きな魅力です。
ただし、通信エリアやつながりやすさは、利用する場所によって違いが出ることもあります。普段の生活圏でのエリアの確認や、Rakuten Linkをアプリ経由で使う前提になる点は、事前に把握しておきたいところです。
ドコモにも、ahamo以外のプランがあります。eximoは無制限(段階制)の大容量プランで、料金は4,928円〜7,315円です。irumoは小容量向けで、0.5GBから9GBまでを550円〜3,377円で提供しています。eximoとirumoは、2025年6月4日に新規受付を終了しています。
これらは家族割などの対象になる一方、ahamoは家族割の一部やドコモ光セット割の対象外です。ドコモの家族割を活用している家庭では、世帯全体の合計で比較することが大切です。
ここまでをもとに、使い方別の向き不向きをざっくり整理してみましょう。ここでの内容は、あくまで考え方の一例です。
| 使い方のタイプ | 合いやすいサービスのイメージ |
|---|---|
| 月に数GBで足りる | 小容量プラン(LINEMO・povo等) |
| 月20〜40GBを安定して使う | ahamo |
| 使う量が月ごとに大きく変わる | povoのトッピング制 |
| 大容量・無制限を求める | 楽天モバイル、ドコモ eximo等 |
| 店舗サポートが必須 | 大手キャリアの店舗対応プラン |
最後に、比較するときの注意点です。ひとつは、キャンペーンの還元やポイントを前提に「実質いくら」で比べてしまうこと。キャンペーンには期間や条件があるので、通常の月額料金で比べるのが基本です。
もうひとつは、最低限の通話条件を見落とすこと。「基本料金が安い」と思って、後から通話オプションを足したら、結局ahamoより高くなった、というケースもあります。必ず、通話込みの総額で比べましょう。
比較の際は、実際に紙やメモアプリに表を作ってみるのがおすすめです。縦に候補のサービス、横に「月額」「データ量」「通話」「サポート」「割引の有無」「手続きの手軽さ」を並べるだけで構いません。
それぞれの項目に、公式サイトで確認した数字や条件を書き込み、最後に、自分にとって大切な項目に丸をつけていきます。頭の中だけで比べるより、判断がずっとクリアになります。数字を書くときは、必ず調べた日付も一緒にメモしておくと、後で見返したときに役立ちます。
料金やデータ量のほかにも、比較したい項目があります。通信エリアと速度の評判、サポートの方法(チャット、電話、店舗)、支払い方法の選択肢、契約期間や解約時の条件、そして、ポイントや特典の有無です。
とくに、サポートの方法は、普段スマホに慣れているかどうかで大きく感じ方が変わります。トラブルが起きたときに、自力で調べられるか、すぐに誰かに聞きたいか。自分のタイプを考えて選ぶことが、満足度につながります。
Q. 結局どれがいちばん安いですか。
A. 使い方次第で変わります。データ量が少ない方は小容量プラン、20〜40GB前後使う方はahamoのように、使い方に合わせて選ぶのが基本です。
Q. 比較表の料金は最新ですか。
A. 2026年10月時点の目安です。各社の料金は変更されることがあるため、申し込み前に公式サイトで確認してください。
Q. 乗り換え後に、また別のサービスへ移れますか。
A. 契約期間の縛りがないサービスなら、見直しはしやすいです。ただし、手続きや条件は各社で異なるため、確認が必要です。
ahamoは「ほどよい大容量とシンプルさ」、povoは「必要な分だけ購入」、LINEMOは「少なめの容量で安く」、楽天モバイルは「使った分に応じて無制限まで」という、それぞれ得意分野があります。大切なのは、安さだけでなく、自分の使い方に合うかどうかです。次回は、ahamoの注意点と、向いている人・向いていない人を、もう一度しっかり整理します。
SERIES
- STEP 01格安SIMって、そもそも何?
- STEP 02まず、自分の使い方を知る。
- STEP 03ahamo(アハモ)ってどんなプラン?
- STEP 04ahamoがおすすめできる5つの理由。
- STEP 05ahamoでいくら節約できる?
- STEP 06ahamoと他社プランを比較。 ← いまここ
- STEP 07知っておきたい注意点。
- STEP 08ahamoへの乗り換え手順。
- STEP 09ahamoの活かし方。
- FINAL無理なく続ける、スマホ代の節約。
料金・サービス内容は変更される場合があります。ご契約の前に、ahamo公式サイトで最新情報をご確認ください。

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